ときどき旅に出るカフェ

近藤史恵さんの『ときどき旅に出るカフェ』を読みました。
毎回思うのですが、近藤さんのお話しは読むたびに好きだなって感じます。
主人公の瑛子は37歳、独身、恋人なしでマンションを購入済み。
子持ちの友達には羨ましいと言われるけれど、未来は全く見えない。
ドキッとする設定ですよ。(笑)
6年前にカフェをやりたいので退職すると言ってきた同僚に、止めた方が良いと彼女の夢を否定しました。
その同僚、円のカフェが自宅の近くにあり交流がはじまります。
円はつかみどころがないけれど、好感が持てる女性です。
再会してから瑛子はいつ暴言を謝るのかと思っていたのに、最後まで謝らなかったのが意外でした。
そして、日常に起こるちょっとした出来事のストーリーはじんわりと沁みます。
最後に結構あっと驚くオチがあって笑って読み終えることが出来ました。